2017/11/16 11:33
当店では、焙煎したての新鮮な豆の美味しさをお届けする、オリジナルブレンド「ソラトカフェ」を販売中です。今回は、コーヒーの自家焙煎を30年以上続けている店主が、ご自宅でも簡単にできる美味しいコーヒーの淹れ方をご紹介します。
材料(カップ1杯=140cc)
コーヒー 8g~15g ※お好みで調整してください。
お湯 160cc
淹れ方
1. コーヒー豆を挽きます。ペーパードリップの場合は細かめが普通ですが、慣れてくれば少し粗目の粉で多めに使用すればコーヒー豆本来の個性がわかりやすくなります。
コーヒー豆を挽いたときに、シルバースキン(薄皮)、微粉を少し除去すれば、さらに上品なコーヒーが楽しめます。
2. フィルターにお湯を入れ、カップとドリッパーを温め、一度お湯を捨て、コーヒーの粉を入れ、表面を平らにならします。
3. 蒸らしは、コーヒーに少量のお湯をそっと湿らすように注ぎ、カップに数滴落ちるぐらいにお湯を含ませてから、20秒ほどそのままにして蒸らします。
注ぐお湯の量は20cc程度、95℃前後が適温です。コーヒーが膨らむのは、コーヒーに含まれるガスが放出されるためです。
ガスを出すことで、コーヒーとお湯がなじみやすくなり、お湯の通り道をつくり、コーヒーのおいしい成分を十分に引き出すための大切な工程なのです。
4. 粉の中央に、十円玉ぐらいの大きさの「の」の字を描くように、お湯を80cc→40cc→20ccと3回に分けて優しく注ぎます。
5. お湯を含んだコーヒー粉が丸い小山のように盛り上がった状態が1/3程度下がったら次のお湯を注ぐようにします。
この時点でも十円玉ぐらいの抽出範囲を守って、コーヒー粉が水面に浮かぶようなことがないように小山の形をキープします。
注ぐお湯の量と落ちるコーヒーの量が同じになるように意識して注いで、お湯の量を調節することがおいしく淹れるポイントです。
6. フィルターの内側で、コーヒー粉が均一な厚みの層になり、表面に細かな泡が残っていれば、雑味のないクリアな味になっています。
当工房オリジナルブレンドは、マイルドとリッチの2種類
当店のオリジナルブレンドは2種類ご用意しています。
浅めに焙煎した、すっきりとした酸味が特徴の「空ーマイルドブレンドー」。深煎りの豆で、コーヒーらしい苦味やコクを味わうことができる「海ーリッチブレンドー」。
その日の気分やシーンに合ったコーヒーをぜひお手にとってお楽しみください。両方を味わえるお試しセットもご用意しています。ご購入はこちらのページをご覧ください。